エンターテイナーな幼稚園児 其の②

どーぶね~ずみ、みたいにー

うーつくーしーく、なり~たい~♪

どうも、リンダリンダおじさんです。

前回までのあらすじ

カニを捕まえに、近くの神社まで行くも不発に終わる。

その帰り道で、ドブネズミを発見する。

そのドブネズミ、どうするつもりだ。。。

お祭り騒ぎ

『ドブネズミや‼』

目を輝かせてドブネズミに近づく。

そーっと、そーっと、逃げられないように近づく。

『ガバッ』

なんの躊躇もなく、両手でドブネズミをわしづかみする。

『ドブネズミ、とったどー‼』

大物ゲットだ。

ん⁇ドブネズミの様子がおかしい。

まったく動かない。

よく見ると死んでいる。

がしかし、幼稚園児のゴルフおじさんは、そんなの関係ねー。

持ってきた虫かごは空っぽだ。

何を思ったか、ドブネズミの死骸を虫かごに詰め込んだのである。

ドブネズミがあまりにも大きいため、虫かごの中でくの字に折れ曲がっている。

テンションはMAXだ。

誰かに自慢したい。

帰り道に、通っている幼稚園を通る。

そうだ、先生に報告だ。

ドブネズミの死骸を持って、幼稚園の職員室的な場所に突撃した。

なにを捕まえたかバレないように、虫かごを手で隠しながら

幼稚園児:『いいもの捕まえたんだ~』

先生:『なに捕まえたの~。なになに~⁇』

幼稚園児:『ジャ~ン』

先生:『。。。うわぁ~。凄く大きなネズミだね~。すごいね~。。。』

幼稚園児:『へへっ。すごいでしょ』

よし、家に帰って自慢しよ。

先生達よ。

なぜ止めなかったんだ。

あれは、絶対に持ち帰ってはダメだったはずだ。

つづく

で:150(1150) き:200(2100)

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