自分が気にしてることって、周りはそんなに気にしてない。其の②

今日コンビニで、ゲジゲジを見た。

ゲジゲジって、足速いな。

どうも、オジオジおじさんです。

前回までのあらすじ

自分の第一印象を知りたい。

その思いだけで、小さなメモ帳とペンを持ち、東京駅に降り立ったゴルフおじさん。

アンケート調査の準備は完璧なはずだった。

しかし、心の準備が出来ていなかった。

声がかけられず、時間だけが過ぎていく。

そんな中、怒りをパワーに変えたゴルフおじさん。

ついに、動き出したが…。

第二話 覚醒

ゴルフおじさん:『ちょっとすいません、今ですね。。。』

満面の作り笑いで声をかけて近づく。

サラリーマン男性:『。。。。。。。。。。。。。。。』

ゴルフおじさんの顔など一切見ずに、遠くだけ見つめて歩き去る。

ガン無視

無視とはこれなのかというくらいの無視。

人生で一番の無視をされた気がする。

思いっ切り無視されたショックと、周りにも人がたくさんいたので、それを見られてた恥ずかしさ。

いろんな感情が入り混じって、頭ん中は真っ白だ。

ゴルフおじさんはもうパニック状態だ。

パニックおじさんだ。

何を思ったか、その後も立て続けに声をかけ始める。

満面のひきつった作り笑いで

『あのーちょっとだけいいです。。。か?』

『今ですね、会社の宿題で。。。』

『300人の宿題を。。。』

無視無視無視無視

タイム。タイム。

どんだけ怪しいんだ。

誰も話を聞くはずがない。

こうなってくると、周りの人間はすべて敵に見えてくる。

ヤバい。敵にやられる。

そもそも、何故にアンケート調査の場所を東京駅にしたんだ。

しかも平日なんで、仕事中の人が多い。オフィス街だし。

話を聞いてもらえないのは、自分に原因があるのに、他責しだす。

もう帰ろうかな。

別に、誰かにやれって言われてるわけでもないし。

そう思ってしばらくすると、またゴルフおじさんにスイッチが入る。

ちょっと待て。ここまでやったのに勿体ない。

勿体ない精神に火がついた。

少し冷静に考える。

よし、

作り笑いなんてしないで、自分らしくいこ。

そう決めたら、自然に声をかけられるようになってきた。

『すみません、今アンケートをしてまして。。。』

10人くらいに声をかけるが、まだ話を聞いてくれる人が現れない。

でも、自然に声をかけられてるからなのか、反応が変わってきてる。

軽く会釈をしてくれたり、ニコッと笑ってくれたりする。

もう少し工夫をすればいいはずだ。

あっ、

ゴルフおじさん、あることに気が付いた。

これは、もしや。。。

つづく

で:530人(1150) き:650(2100)